鶴岡・庄内にある湯田川温泉は、東北地方の中でも食の宝庫として名高い観光地の一つです。その証として、山形県鶴岡市ならではの変化に富んだ風土と現代に継承される食文化が評価され、ユネスコ創造都市ネットワークの食文化部門において日本で唯一認定されています。代表する食材は孟宗(タケノコ)やだだちゃ豆、庄内砂丘メロンなど、多岐にわたります。お酒においても、米どころならではの地酒や月山ワイン山ぶどう研究所が手掛けるワインなどが、お土産としても人気を集めております。訪れる季節によって、様々な食材との出合いが旅をワクワクさせる―。そんな旬の味覚をふんだんに用いたお料理やお土産をご用意して、皆様のお越しを心よりお待ちしております。
湯田川温泉は、海や山、野に囲まれた自然豊かな里です。だだちゃ豆が栽培される「白山」は目と鼻の先。また、日本海の海の幸が集う庄内浜・由良漁港へも車で15分という食材に恵まれた街でもあります。ぜひ、鶴岡・庄内地域に訪れた際には、採れたての山菜など、その時々の美味しいものをご堪能ください。
5月中旬に旬のピークを迎える孟宗(タケノコ)は、庄内でも限られた生産地でごくわずかの流通量ながら、そのやわらかさと風味が高い評価を受け、湯田川名物として長年親しまれております。中でも、早朝に収穫してから5時間以内のものを「朝掘り」と言い、毎年数多くの旅人が湯田川ならではの「朝掘り」を求めてこの地を訪れます。朝掘りの孟宗を酒粕と味噌で仕立てた孟宗汁やタケノコご飯など、採れたての美味しさをぜひ一度ご賞味ください。孟宗竹に地酒を注ぎ入れ、温めて飲む「かっぽ酒」もご一緒にどうぞ。
【湯田川の食材】
孟宗、山菜、サクラマス
春の便りは孟宗(タケノコ)が知らせてくれると言っても過言ではない、この地方の名物です。
【湯田川の食材】
サザエ、岩牡蠣、イカ、だだちゃ豆、クチボソ、庄内砂丘メロン
厳しい暑さを迎える夏には、湯田川が誇る海の幸、山の幸が勢揃い。甘みたっぷりの食材に職人の技が光ります。
【湯田川の食材】
ハタハタ、クチボソガレイ、藤沢かぶ、アケビ、庄内柿
実りの秋には、風物詩でもある庄内柿が顔をのぞかせます。なめらかで緻密な果肉をお楽しみください。
【湯田川の食材】
寒鱈、ハタハタ、藤沢かぶ、赤かぶ
作家・藤沢周平のペンネームの由来となった鶴岡市藤沢地区で守り継がれる藤沢かぶは、冬の味覚に彩りを加えます。
米どころと言われる山形県では、数多くの酒蔵が日々日本酒造りに励んでおります。庄内地方にも歴史と伝統を守り、代々上質なお酒を生み出す酒蔵が全18蔵。芳醇な旨みを醸し出す一杯やキレの良さが自慢の一杯など、バラエティーに富んだ銘酒は全国各地に名を馳せる美味しさです。
山形の庄内地方で育まれる風土に適したぶどう栽培と徹底した品質管理で生み出されるワインは、鶴岡・庄内の誇るべきものの一つ。長年に渡る試行錯誤の末完成させた月山ワイン山ぶどう研究所の月山ワインは、その香り、コク、芳醇な味わいでワイン好きの人々を虜にしております。
夏は庄内砂丘メロン、秋は庄内柿、ラフランス、りんごなど、様々なフルーツが旬を迎えます。もぎたての美味しさを味わっていただけるように、各所でフルーツ狩り体験も行っております。
各旅館で販売しているお土産を専用サイトからお取り寄せしていただけます。鶴岡・庄内が誇る美味しい旬の味覚や山形ならではの味わいをご自宅でお楽しみください。贈り物にも大変喜ばれております。