鶴岡で観光におすすめのモデルコースを紹介。藤沢周平記念碑も人気
鶴岡・庄内ならではの魅力を発見!
湯田川温泉で癒しの湯と美味しい食を堪能したら、ぶらり散策へとまいりませんか?
モデルコースで直木賞作家・藤沢周平ゆかりの地や
鶴岡の奥座敷ならではの名所をぐるりと一周しながら、
気になるところにちょっと寄り道。
寄り道ばかりで先に進めない旅も、きっと楽しい思い出になるはずです。
お車でお越しの方は、ちょっと足を延ばしてお子様連れの家族旅行やデートスポットとしても人気がある
「加茂水族館」や大自然を満喫できる「羽黒山」、「最上川舟下り」を訪れてみてはいかがですか?
鯉が池
かつては「水蓮の池」と呼ばれるほど水蓮が咲き誇っていたことでも知られております。現在は、温泉街の防火用貯水池としての役割を担い、観光客が鯉にエサを与える姿も見られます。
ほたるの里
見ごろ/6月中旬~7月上旬
温泉街から田川・大日坂方面に5分ほど歩いたところにある御殿山地区の「ほたるの里」は、ゲンジボタルの生息地です。ほたる見物や夜の散策には、各旅館で「手提げ提灯」を貸し出しておりますので、ぜひご利用ください。
この他にも、岩清水八幡宮もヘイケボタルの生息地として大勢の見物客で賑わいます。
藤沢周平先生記念碑
時代小説の第一人者であり多くのファンを持つ直木賞作家・藤沢周平氏に敬意を表し、
中学時代の教え子を中心に湯田川小学校(当時の湯田川中学校は小学校と同居)に建立された、氏の記念碑です。
天然記念物 乳いちょう
由豆佐売神社の境内にある樹齢1000年以上と推定される巨樹で、昭和27年に朝日村指定天然記念物に認定されました。
大きな枝から乳枉が垂れ下がっていることから「乳いちょう」と呼ばれ、母乳の出が良くなるようにと参拝に訪れる人も多い神木です。
足湯 しらさぎの湯
利用期間/3月下旬~11月下旬
平成18年10月、旧七内旅館跡地に整備された湯田川温泉の初の足湯です。
旧七内旅館の建物に使用されていた梁や瓦などを再利用して周囲には玉砂利を敷くなど、趣のある東屋も見どころです。
幕末の志士 新徴組の墓地
新選組が京都の治安を守るために活躍したように、江戸で活躍した新徴組は、
庄内藩に預けられ庄内藩士とともに江戸の治安を守りました。
湯田川にある墓地には、湯田川在住中に没した隊士及びその家族20名が眠っています。
映画「たそがれ清兵衛」撮影記念碑
映画公開の翌年に、ロケ地となったことや藤沢・山田両氏への感謝を後世に伝えたいと、
由豆佐売神社参道入口に撮影記念碑が建立されました。
「藤沢周平先生の温籍に捧ぐ」と題した富塚陽一鶴岡市長の文章を刻んだ銅板と、
エキストラ出演をした地区民の集合写真が埋め込んであります。
たそがれ清兵衛とは…
「男はつらいよ」や「幸福の黄色いハンカチ」などで知られる日本映画界の巨匠・山田洋次監督によって
映画化(2002年10月公開)された藤沢周平氏原作の物語です。
その中で、宮沢りえさん演じる朋江と、清兵衛(真田広之さん)の子ども達が連れだって祭りを楽しむというシーンは、
由豆佐売神社の境内で撮影されたものです。
日本作品としては実に22年ぶりという第76回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされるなど、数々の栄誉にも輝きました。
県無形民俗文化財に指定されている「湯田川神楽」も、お祭りムードの盛り上げ役として出演。
「道化神楽」、「こっけい神楽」とも呼ばれ親しまれている「湯田川神楽」は、
滑稽な仕草のひょっとこ(ちょんべ)を魔の津神に見立て、
獅子が退治することで邪悪を払い、罪・けがれを清めるという江戸時代初期より伝わる里かぐらです。
撮影には湯田川神楽保存会メンバーをはじめ、地区民約70人もエキストラとして参加した他、
各旅館の女将さんたちも湯田川名物「孟宗汁」で、撮影スタッフをもてなしました。
元大井商店のシャッター
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共同浴場 正面の湯
風情を感じる正面の湯は、全国的に見ても屈指の新湯注入率を誇るゆったりとした共同浴場です。
- 【場所】
- つかさや旅館隣
- 【入浴料】
- 200円(税込み)
- 【利用時間】
- 7:00~9:00、11:00~19:00
※9:00~11:00は、清掃のためご入浴できません。
- 【定休日】
- なし
- 【泉質】
- 硫酸塩泉(旧泉質名:含石膏芒硝泉)
- 【効能】
- 脳神経病、眼病、婦人病、神経痛、関節痛、五十肩、動脈硬化症、冷え性、痛風、慢性便秘、肥満、糖尿病など。
※共同浴場をご利用の際は、船見商店で入湯券をお求めいただき、ドアを開けてもらってください。
※ご宿泊の方は各旅館で対応いたします。
共同浴場 田の湯
地元の方々が主に利用する、広さ4畳ほどの小さな共同浴場です。
- 場所
- 九兵衛旅館前
- 入浴料
- 200円(税込み)
- 利用時間
- 7:00~9:00
11:00~19:00
※9:00~11:00は、清掃のためご入浴できません。
- 定休日
- なし
- 泉質
- 硫酸塩泉(旧泉質名:含石膏芒硝泉)
- 効能
- 脳神経病、眼病、婦人病、神経痛、関節痛、五十肩、動脈硬化症、冷え性、痛風、慢性便秘、肥満、糖尿病など。
※共同浴場をご利用の際は、船見商店で入湯券をお求めいただき、ドアを開けてもらってください。
※ご宿泊の方は各旅館で対応いたします。
由豆佐売神社
湯田川温泉の守り神「由豆佐売神社」は、白雉元年(650年)の創建と言われ、古書「三代実録」や
延喜5年に起草された延喜式神名帳にも登載された格式の高い神社です。
本殿の造営は明治15年、庄内の名棟梁「高橋兼吉」によって建築されました。2002年春、
この境内で山田洋次監督の映画「たそがれ清兵衛」のロケが行われたことでも有名です。
由豆佐売神社参道および正面の湯から続く石畳の参道には、歴史の重みを感じる旅館が建ち並びます。
鶴岡の奥座敷と呼ばれる温泉街の雰囲気を色濃く感じさせる空間として、2001年に鶴岡市都市景観賞を受賞しております。
梅林公園
見ごろ/3月下旬~5月上旬
(梅は3月下旬~4月中旬)
温泉街を見下ろすように名勝
金峯山の山間に広がる竹林に囲まれた梅林公園は、散策にもおすすめです。約300本の紅梅・白梅をはじめとする四季折々の花が美しく咲き誇こります。毎年、梅の見ごろに合わせて「梅まつり」が開催され、女将達が手掛ける各旅館自慢の梅見弁当、孟宗ご飯などが並び、大勢の見物客で賑わいます。
居酒屋 焼とり ひで
昭和27年に鶴岡の地で祖母がリヤカーから始めた、豚ホルモンが中心の焼きトン(焼き鳥)専門店です。
当店では焼き鳥を含む豊富なメニューで、皆様のお越しをお待ちしております。
http://yakitorihide.com/
ぱろす湯田川
民芸調の雰囲気が特徴の商店です。
地酒や鶴岡のワイン、食品の他に、鶴岡・庄内の特産品や当店オリジナルのお土産(孟宗蒲鉾、豆板蒲鉾など)も取り揃えております。
船見商店/竹炭工房ふなみ
栃餅、くじら餅、孟宗缶、だだちゃ豆クッキーなど、豊富な品揃えで地域の方々や観光客に親しまれております。工房では竹炭の絵付けやストラップ、ネクタイピン、ブレスレット、ネックレスなど様々な体験ができます。
冬には竹炭でお餅を焼いて食べる体験も人気です。
※共同浴場入浴券取り扱いあり
本間商店
お土産品や酒類、お菓子などが揃う身近な商店として、地域の方や湯田川温泉にお越しの方にお立ち寄りいただいております。
地酒や鶴岡ならではのワインもぜひどうぞ。
湯田川樹木園
昭和26年に日本植物学会が鶴岡で開催されたのを記念して、
由豆佐売神社から岩清水にかけての丘陵に竹林をはじめ、
コナラやトチノキ、アスナロ、ムラサキシキブなど60種ほどの樹木を植えました。
朝湯前に野鳥のさえずりを聞きながら森林浴を楽しむ宿泊客の姿も見られるなど、
散策コースとしてもおすすめです。
大日山 長福寺
庄内三十三観音札所 第26番
庄内平和観音百霊場 第13番
あらゆる方向を観察して救おうと、その時々に現れ、正しい教えで導いてくださいます。
様々な災難、病気治癒、財福授与、勝利を得るなどの現世利益があり、延命、地獄に落ちない、極楽浄土に行けるとの言い伝えもあるお寺です。境内の西側奥には新徴組の墓地があり、湯田川在住中に没した隊士及びその家族の慰霊が眠っております。
芽出し
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三矢重松歌碑
国学者である三矢重松は明治4年に三矢維顕の二男として鶴岡二百人町(現・鶴岡市神明町)に生まれました。
「庄内館」の先駆者とも言われ、学問と教育の道に生涯をささげたとされています。著書の代表作には「高等日本文法」などがあげられ、その学徳を敬慕する学友門人らによって「三矢重松先生記念会」が組織。記念事業のひとつとして、昭和11年に春日神社(神明町)の境内に歌碑が建立されました。
種田山頭火歌碑
テキテキテキテキテキテキテキテキテキテキテキテキテキテキテキテキ
藤沢周平氏は、現代日本を代表する鶴岡市生まれの時代小説作家として知られております。
戦後、鶴岡市湯田川中学校の教員を経て、昭和48年に「暗殺の年輪」で直木賞を受賞。
その後、庄内の人々と歴史を題材にした作品を手掛け、代表作である「義民が駆ける」や
「回天の門」などを生み出しました。
遅咲きの作家と言われながらも精力的に名作を次々と発表し、
驕る事もなく教え子と会えばいつも変わらぬ先生として接していたそうです。
健康を害したため、毎年の同窓会出席は困難を極めるという判断から、
いつもより多額の進物を持参したことがきっかけで、文学碑の話が持ち上がりました。
エッセイの中で何も残さず、ふっと消える様に人生を終わりたいと書いた先生の心には逆らう様ですが、 これまでの辛苦の末に生み出された藤沢文学に注ぎ込まれた人間であるが故の
“人間と自然に対する限りない慈しみの心”
を永く伝えていく何かを残すべきだという想いから文学碑の建立が動き始めました。
文学碑の建立に当たり、藤沢周平先生の反対はあったものの、
先生と教え子達の記念碑とする事を申し出てお許しをいただいたと言われております。
先生と教え子達の心を結び付けた碑は今ではその枠を越えて、
作家
藤沢周平の原点を語り継ぐ場として、なくてはならないものとなっております。
藤沢周平の他にも、斎藤茂吉や横光利一、種田山頭火、竹久夢二といった
歴史に名を残す文人墨客も湯田川温泉に逗留したとの云われもございます。
隠れた名所や新観光スポットなど、新しい湯田川はもちろん、長年愛され続ける観光名所も、見方を変えると新しい発見があるんです。マップを片手に、思わず写真を撮りたくなるようなワクワクする散策に出かけませんか?
- 常にアンテナを張り、地域の活性化を図ることを目的として
当協会は様々な活動を行っております。 - その企画の一つとして誕生した作品が、散策マップやゆたすたレターです。
山形県鶴岡市、庄内地方の魅力発信の担い手として、
協力してくださっているのは東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科の皆さんです。 - “湯田川というフィールドで、自由な発想から地域の魅力ある情報を発信していく”。
当協会は、これからも活動の場を求める方たちとともに、
湯田川の“いいね!”を皆様に紹介してまいります。 - 湯田川温泉にお越しの際は、ぜひマップを手に散策をお楽しみください。
- ・九兵衛旅館
- ・九兵衛別館 珠玉や
- ・仙荘 湯田川
- ・つかさや旅館
- ・隼人旅館
- ・ますや旅館
- ・湯どの庵
- ・理太夫旅館
思わず“話したくなる”“見せたくなる”
そんな観光地をご紹介。
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羽黒山《羽黒町》
鶴岡・庄内を囲む山々は、月山は過去、羽黒山は現在、湯殿山は未来を表すとも言われる出羽三山です。
山岳信仰で名高く数々の伝説が伝わる聖地として、毎年多くの参拝客で賑わいます。 中でも、羽黒山大鳥居をくぐり、出羽三山神域となる随神門三社や出羽神社(合祭殿)がある羽黒山は、国宝の五重塔でも有名です。 -
加茂水族館《鶴岡市》
山形県鶴岡市で家族旅行やデートの定番と言えば加茂水族館。
クラゲの展示種数世界一を誇り、直径5メートルの円形水槽内を泳ぐ約2,000匹のミズクラゲは圧巻です。
その他、アシカショーやウミネコスポットでのえさやり体験など、生き物とふれあう癒しの時をお過ごしいただけます。
- 車で行く
パワースポットめぐり① - 車で行く
パワースポットめぐり②
- 車で行く
パワースポットめぐり① - 月山は過去、羽黒山は現在、湯殿山は未来を表す出羽三山―。
出羽三山参拝の玄関口である「羽黒山大鳥居」をくぐるとすぐそこ。
癒しの絶景旅へご案内いたします。
【羽黒山】
鶴岡市羽黒町手向羽黒山
山形自動車道「湯殿山IC」から約15分、「月山」ICから約20分
【湯殿山】
鶴岡市田麦俣字六十里山7番地
山形自動車道「鶴岡IC」から鶴岡・羽黒線経由で約10km、「庄内あさひIC」から約15km、庄内空港から約30km
【月山】
鶴岡市 羽黒町手向字羽黒山147-5(月山ビジターセンター)
山形自動車道「鶴岡IC」から約45分
- 車で行く
パワースポットめぐり② - 地元の方々も訪れ、様々な願掛けを行う神社、お寺も見どころが盛りだくさん。願いを込めて筆を入れる荘内神社の「おきつねはん」や龍王尊祈祷道場 善寳寺の社殿の細工、湯殿山総本寺 瀧水寺大日坊では、全国でも数少ない即身仏を拝むことができます。
【荘内神社】
鶴岡市馬場町4-1
山形自動車道「鶴岡IC」から約10分
【善寳寺】
鶴岡市下川字関根100
山形自動車道「鶴岡IC」から約15分
【湯殿山総本寺 瀧水寺大日坊】
鶴岡市大網字入道11
山形自動車道「月山IC」から約30㎞、山形自動車道「庄内あさひIC」から約40km
観光施設・イベントサイト等
- 致道博物館
- 荘内神社
- 旧風間家住宅「丙申堂」/風間家旧別邸「無量光苑釈迦堂」
- 出羽庄内国際村(アマゾン民族館)
- 金峯神社
- 善宝寺
- 出羽ノ雪酒造資料館
- つけもの処 本長
- 加茂水族館
- 県民の海プール スパール
- 庄内観光物産館ふるさと本舗
- 物産大店でがんす
- 鶴岡産直組合 百万石の里 しゃきっと
- 出羽三山神社
- 玉川寺
- ギャラリーまつ(松ヶ岡開墾場)
- 石の館・サンロード
- 月山あさひ博物村
- 注連寺
- 大日坊
- 湯殿山スキー場
- 赤川花火大会
- 《酒田市》酒田夢の倶楽(山居倉庫)
- 本間美術館
- 本間家旧本邸
- 舞娘茶屋 雛蔵畫廊「相馬樓」
- 土門拳記念館
- 酒田市美術館
- 屋形船みづき
- さかた海鮮市場
- 初孫酒造資料館「蔵探訪」