旅のしおり<昼食編>
湯田川温泉でふらり写真を撮りながら散歩していると、『この辺りでランチをするならどこがお勧めですか?』と声を掛けられた。せっかくならこの土地ならではの食事がしたいと地元の人に聞いていたそうだ。確かに、現在、湯田川温泉にはお昼を食べることの出来るようなカフェやお食事処がないので、チェックアウトの後、どこへ向かうべきか悩む方も多いだろう。そこで今回は、鶴岡市内でランチに是非訪れていただきたいスポットを目的別に紹介していく。
【贅沢な時を過ごしたいなら】
アル・ケッチャーノ
食の都 庄内の食材を最大限に生かしたイタリアン。奥田政行シェフが、自ら庄内に暮らす生産者のもとを訪ね歩き、食材の持ち味を最大限に引き立てる料理を生み出してきた『アル・ケッチャーノ』。在来野菜の多い庄内地域で、地産地消の最高峰に出会う。我こそは美食家という方に、是非訪れていただきたい。
〒997-0341 山形県鶴岡市下山添一里塚83
0235-78-7230
http://www.alchecciano.com
蔵屋敷LUNA
見た目にも美しい和食のランチをお膳で楽しめるお店。お米、魚介、お肉、野菜、あらゆる食材にこだわりを持ち地元庄内の食材で提供していて、江戸時代の酒蔵を改装した店内は、庄内の歴史と文化を感じさせてくれる。落ち着いた空間でゆっくりと食事を楽しみたい方にぴったりなお店。
〒997-0027 山形県鶴岡市昭和町12−23
0235-22-1223
https://www.web-luna.com
【畑の味を楽しみたいなら】
知憩軒
『知憩軒』では、地元の方々が食べてきた郷土料理を食すことが出来る。そのスタイルは一汁三菜に保存食とシンプル。そのシンプルで温かみのあるお料理とここにしかない空間を求めて全国から多くの人が訪れる。使用する野菜は全てその時の旬のもの。無農薬にこだわっているので誰でも安心して食べることが出来る。鶴岡の地域に根付いた田舎料理でほっとする時間を。
〒997-0332 山形県鶴岡市西荒屋宮の根91
0235-57-2130
やさいの荘の家庭料理 菜ぁ
鶴岡市のある農家レストラン。ここでは、畑で育てた旬のお野菜を楽しむことが出来る。有機野菜、無農薬野菜にこだわった安心で美味しい新鮮なお野菜を主役としたお料理がメイン。毎日でも食べたい体に優しい家庭料理。お野菜だけでなく、お米の美味しさにも注目。特別栽培米の玄米はひと味違う味わいで、長閑な田園風景を眺めながら食す贅沢なひとときを。
〒997-0006 山形県鶴岡市福田甲41
0235-25-8694
https://www.e-naa.com
【精進料理を食べるなら】
羽黒山参籠所 斎館
羽黒山山頂にある『斎館』では、月山でとれる天然の山菜やキノコを用いた精進料理を食べることが出来る。庄内の風土と羽黒山伏の文化が漂う品々。羽黒山を訪れる際には、是非味わって頂きたい。その美味しさはもちろんのこと、貴重な体験になること間違いなし。精進料理はお肉を使用しないのでヴィーガンの方にもお勧め出来る。
〒997-0211 山形県鶴岡市羽黒町手向羽黒山33
0235-62-2357
https://hagurokanko.jp/facility/hagurosansanrousyosaikan/
【海の幸を楽しみたいなら】
廻る金太郎寿し
鶴岡市内に2店舗を構える回転寿しの『金太郎寿し』。地元庄内浜で水揚げされた鮮魚をリーズナブルな価格で楽しめると評判で、地元でも大人気。小上がりの座敷もあるのでお子様連れでも安心して利用できる。シャリには庄内産の「ササニシキ」を使用している。新鮮な日本海の幸と庄内のお米を存分に楽しめる。
<新斎店>
〒997-0045 山形県鶴岡市西新斎町1−8
0235-25-4441
<城南店>
〒997-0814 山形県鶴岡市城南町6−51
0235-23-4483
魚匠ダイニング 沖海月
加茂水族館の中にある『魚匠ダイニング 沖海月』はハモやフグなど、クオリティの高い食材を使用した料理を比較的低価格で楽しむことが出来ると人気のお食事処だ。クラゲラーメンやクラゲタピオカなど、加茂水族館ならではのメニューも充実している。加茂水族館に訪れるなら、是非『沖海月』にも立ち寄ることをお勧めする。
〒997-1206 山形県鶴岡市今泉大久保657−1 鶴岡市立加茂水族館内
0235-33-3036
https://kamo-kurage.jp/restaurant/
今回、紹介したお店は鶴岡市内にあるお勧めの飲食店のほんの一部だ。ユネスコ食文化創造都市にも認定された鶴岡は食の宝庫で、美味しい食材が沢山あり、飲食店のレベルも高いように感じる。食事は旅先での醍醐味。そのひとつひとつが良い思い出になるよう願っている。
- ・投稿者の名前:
- すずき まき
- ・プロフィール:
- 写真家。2020年、生まれ育った横浜市から鶴岡市にiターン移住。 温泉と猫をこよなく愛している。
- ・SNSやホームページへのリンク系:
- https://www.instagram.com/maki.suzu.ki/